PROJECT LEARNINGさがん学びプロジェクト
佐賀県教育委員会では、佐賀県の子どもたちが、「骨太でたくましい子ども」へと成長してくれることを願い、【さがん学びプロジェクト】に取り組んでいます。
骨太でたくましい子ども
子どもたちの考えや挑戦を認め、その姿勢や過程をほめることからはじめれば、子どもたちは自信を深め、自己肯定感や自己有用感を高めることができ、志や誇り、学力や体力を兼ね備えた「骨太でたくましい子ども」に成長していきます。「ほめるから、はじめる。はじまる。」を合言葉に、教職員はもちろん、保護者、地域とも連携しながら「骨太でたくましい」佐賀県の子ども達を育てていきます。
子どものやる気を引き出す仕掛け
学校や家庭・地域を巻き込んだ学びの中では、子どものやる気を引き出すための仕掛けや工夫が大切です。仕掛けや工夫がうまく機能すれば、子どもは自分で考え、判断し、行動できる「主体性」を身に付けていきます。
自分らしい学びの実現ときめ細かな学習環境
子どもたちが自分の「強み」や「弱み」を理解するとともに、社会に対する興味・関心の幅を広げ、自分で主体性をもって選択しながら学んでいくこと、また他者との関わりの中で学びを深めていくことで、子どもには自分らしい学びのスタイルが身に付いていきます。もちろん、それを支えるために学習環境をきめ細やかに整備することも忘れてはなりません。
佐賀県教育委員会の取組
子どものやる気を引き出し、自分らしい学びが実現できるよう、また、学習環境を整えるために、佐賀県教育委員会では、以下のようなことに取り組んでいます。
- 小学校教科担任制を推進し、より専門的な学びの質の向上を図ります。
- 「学力向上対策評価シート」を通して、全職員の共通実践を促し子どものやる気を引き出す授業づくりにつなげます。
- 未来SAGA産業人材育成プロジェクトに取り組み、地域産業を担う人材の育成を図ります。
- キャリア教育支援事業を通して、生徒一人一人の社会的・職業的自立に必要となる能力や態度を育てます。
- 「ふれあい道徳教育」を実施し、学校、家庭、地域が連携した道徳教育を推進します。
- 佐賀県の歴史や文化、人物などを学ぶ教育を推進し、ふるさと佐賀を愛し誇りと自信を持つ人材の育成を図ります。
- 子どものやる気や能力を引き出す実践に取り組まれている学校を、県教育委員会のホームページや通信「学力向上だより」にて紹介し、その実践を県内の学校へ広めます。
- 1人1台端末等のICT機器を活用した授業スタイルの実践・拡充を通して 個別最適で協働的な学びを実践すると共に、自分らしく学ぶことができる「子ども主体の学び」を実現する環境を整備します。
- 校務のデジタル化を積極的に進め効率化を図り、教職員が子どもに向き合う時間の確保、ビッグデータ等を活用した細やかな指導・支援を実現する教育のDX化を推進します。